sponsored

管工事・空調工事の(株)ガウディー(福岡市西区小戸3-51-4、代表:吉野政幸)は7月12日事業停止、事後処理を梅田尚彦弁護士(電話092-761-1711)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約4億円。

同社は平成14年8月設立の管工事業者。大手や地場のゼネコン主体にマンションや商業施設などの水道工事や空調設備工事などを受注し、平成21年7月期には10億円以上の売上高を計上していた。しかし、その後は大口焦げ付きの発生などから経営を悪化させていた。最近はマンション建築の増加で息を吹き返したものの、採算面は資材高、外注労務費高などから低調に推移していた。そうした中、所有不動産を売却したものの売却損計上で債務超過に陥り、さらに受注も低迷し今回の事態に至った。

銀行は回収したいがために不動産の売却を奨めるが、債務超過になれば、銀行は絶対支援しない。