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米体操協会のチームドクターだった男性医師が、女子選手らに性的暴行を加えた事件で、ラリー・ナサー被告(54)が所属していたミシガン州立大と訴えていた被害者の間で和解が成立し、ミシガン州立大学が300人を超える被害者側に5億ドル(約550億円)を支払うことで合意した。

16日、ロイター通信などが報じた。

ナサー被告は五輪金メダリストを含む米国代表女子選手らに性的暴行を加えた罪で、最長禁錮175年の判決を言い渡されている。 

体操女子のレイズマン選手らは、米五輪委などを、性的暴行を放置と主張して提訴している。

今回の和解は、ミシガン州立大だけとの和解なのか、米体操協会や米五輪委なども含めた和解なのかは不明。
今回の事件が罪悪なのは、内部告発しても大学や協会から無視・隠蔽され続け、被害を拡大させ続けたことにある。#MeTooで多くの女性体操選手たちが名乗りを上げ、その事態の重大さにマスコミを通じて、やっと関係機関が気付かされたが、その代償はミシガン州立大だけでも550億円。米国には、高級売春野郎のトランプみたいな奴がいっぱいいるようだ。