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衣料品卸の日邦(株)(大阪市阿倍野区阿倍野筋3-10-1、代表:林栄)は7月27日事業停止、事後処理を吉田之計弁護士(電話06-6366-0781)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約2億5千万円。

同社は平成5年創業の衣料品の卸販売会社。紳士・子供向けの各種衣類を自主企画し、中国の会社で製造し、平成19年10月期には6億円以上の売上高を計上していた。しかし、中国の人件費高騰、円安による輸入価格の大幅上昇から、採算性を悪化させ、売上高も競争激化から減少し、生産を東南アジアの縫製工場に切り替えるなどしていたものの、効果が出るには時間もかかり、行き詰った。