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住宅建築の(株)匠建(大阪府松原市東新町5-18-29、代表:高吉範明)は9月20日事業停止、事後処理を水田利裕弁護士(電話06-6202-4414)に一任して、自己破産申請の準備に入っている。

負債額は約4億円。

同社は平成10年創業の住宅建築会社。松原市内にて地元不動産業者から分譲住宅の建築を下請け受注し、自社で建築計画・設計から施工までを行っていた。自社企画の「テクノハートホーム」を手がけ、以前は約9億円の売上高を計上していた。しかし、地域一帯の住宅不況が続き、競争も激化、平成29年3月期には4億円台まで売上高を落とし、建築技術労働者の不足から外注費も高騰、採算性を悪化させていた。

また、建築条件付分譲地もうれなくなり、借入負担も大きく、今回の事態に至った。