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経産省が28日発表した企業の生産活動を示す8月の鉱工業生産指数は、平成22年を100とした指数で103.0となり、前月比で0.7%上昇し、4ヶ月ぶりに前月を上回った。
日本は本格的な人手不足に陥っており、省力化、ロボット化を推進せざるを得ない状況に追い込まれている。
一方、中国では、以前の賃金上昇によるロボット化は一段落していたものの、米中貿易勃発により、製造原価を下げるため、再び生産性向上のためのロボット化を推進する動きが顕著になってきている。(製造ロボット、搬用ロボットなど脚光か)

<生産>
生産は、前月比0.7%上昇。
上昇業種:輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、プラスチック製品工業等
低下業種:電子部品・デバイス工業、化学工業(除.医薬品)、金属製品工業等
 

<出荷>
出荷は、前月比2.1%の上昇。
上昇業種:輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、プラスチック製品工業等
低下業種:電子部品・デバイス工業、電気機械工業、金属製品工業等
 

<在庫>
在庫は、前月比▲0.4%の低下。
低下業種:化学工業(除.医薬品)、電気機械工業、窯業・土石製品工業等
上昇業種:鉄鋼業、はん用・生産用・業務用機械工業、電子部品・デバイス工業等

<主要企業予想では>
9月は2.7%上昇
上昇業種は、生産用機械工業、化学工業、汎用・業務用機械工業等
10月は1.7%上昇
上昇業種は、電気・情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業、汎用・業務用機械工業等