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老舗鍛造品製造会社の藤原鍛工(株)(広島県東広島市安芸津町風早字新開3142、代表:藤原淳)は9月28日事業停止、事後処理を兒玉浩生弁護士(電話082-227-2200)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約6億円。

同社は大正10年創業の老舗の鍛造品製造会社。主に重機類の鍛造部品を製造し、以前は14億円以上の売上高を計上していた。しかし、国内需要減少から重機メーカーが工場を海外へ移転、同社の売上高は平成28年9月期には3億円台の売上高まで減少して赤字が続き、過去の設備投資にかかわる借入金も大きく、業績の回復の見通しも立たず今回の事態に至った。