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米太平洋艦隊は10月1日声明を発表し、9月30日、米軍のイージス駆逐艦「ディケーター」が南シナ海の南沙諸島、英語名・スプラトリー諸島で中国が実効支配するガベン礁の人工島の周辺を自由航行した際、中国軍の駆逐艦が複数回にわたり攻撃的な接近を繰り返してきたことを明らかにした。

声明によると、中国軍の駆逐艦が最も接近したときの距離は約40mで、ディケーターは衝突を避ける措置を取ったということで、米軍は危険な行動だとして中国側を非難した。

米政府による中国軍幹部への制裁を受け米中の対立が激しくなるなか、米軍は9月25日ころ、2度にわたって南シナ海の上空でB52戦略爆撃機を飛行させ、中国側はこれに強く反発しており、今回の中国軍の行動で両国関係のさらなる緊張が懸念される。

欧州NATO軍の艦隊、米軍の3空母艦隊、日豪印の艦隊を一度に南シナ海に集結させ、演習したら、しばらくおとなしくなるだろう。親中の韓国は参加する可能性はない。韓国は北朝鮮との共同事業で竹島を埋め立て拡張する可能性もある。

南シナ海の中国埋め立ては、国際司法裁判所が国際法に違反すると判決を下したものの、それ以降でも埋め立てを継続し、今では戦略爆撃機の離着陸に必要な3000m超の滑走路を造り、ミサイルを配備し、レーダーサイト、基地建物、格納庫、宿舎群を建設して要塞化している。
7島嶼を埋め立てている(さらに埋め立てている可能性もある)。

日本の捕鯨調査船に体当たりするグリーンピースも、サンゴ礁を破壊し、埋め立てている中国船には、拿捕、長期拘留が事前に決定しており、何も反応しない。

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