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既報。地場ゼネコンの瀬下建設工業(株)(所在地:秋田県秋田市山王中島町10-26 代表:瀬下和夫)は10月15日、秋田地裁において民事再生法の適用を申請、同日保全命令を受けたことがわかった。

負債総額は約12億円。

申請代理人には虻川高範弁護士(TEL:018-865-0388)ほか。

 

既報記事
追報:瀬下建設工業(株)(秋田)/民事再生申請へ

瀬下建設工業(株)(秋田市山王中島町10-26、代表:瀬下和夫)は7月2日事業を停止したが、このたび、事後処理を山崎浩一弁護士(電話075-222-2233)に一任して、民事再生法の適用申請の準備に入った。

負債額は約16億円。
同社は昭和62年3月設立の地場ゼネコン。官庁工事や民間工事の建築物から土木工事まで受注し、平成29年12月期でも約22億円の売上高を計上していた。

しかし、受注競争も激しく採算性が悪化していた。資金面では関連会社への流出や投資による資金の固定化もあり、借入金も大きく資金繰りに窮するようになり、7月銀行決済ができず、事業を停止していた。