追報:瀬下建設工業(株)(秋田)/民事再生申請へ
地場ゼネコンの瀬下建設工業(株)(秋田市山王中島町10-26、代表:瀬下和夫)は7月2日事業を停止したが、このたび、事後処理を山崎浩一弁護士(電話075-222-2233)に一任して、民事再生法の適用申請の準備に入った。
負債額は約16億円。
同社は昭和62年3月設立の地場ゼネコン。官庁工事や民間工事の建築物から土木工事まで受注し、平成29年12月期でも約22億円の売上高を計上していた。
スポンサード リンク
しかし、受注競争も激しく採算性が悪化していた。資金面では関連会社への流出や投資による資金の固定化もあり、借入金も大きく資金繰りに窮するようになり、7月銀行決済ができず、事業を停止していた。
以上、
民事再生を申請するならば、もっと早く申請すべきではなかっただろうか。信用毀損のほか、工事現場も毀損している可能性がある。
既報記事
瀬下建設工業(株)(秋田)/成り行き注目 ラグビー元日本代表NO8が社長
瀬下建設工業(株)の財務内容と業績 平成28年12月期/千円
|
|||
流動資産
|
1,175,571
|
流動負債
|
1,100,285
|
|
|
固定負債
|
304,507
|
固定資産
|
409,876
|
自己資本
|
180,655
|
|
|
(資本金)
|
218,500
|
総資産
|
1,585,447
|
負債+資本
|
1,585,447
|
売上高
|
粗利益
|
経常利益
|
自己資本率
|
1,713,462
|
142,674
|
-12,537
|
11.3%
|
・建築と土木半々
|
スポンサード リンク
[ 2018年9月 4日 ]