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10日の中国国営・新華社通信の「新華網」によると、中国当局は7日、共産党宣伝部の傘下に「オンラインゲーム倫理委員会」を設立、20のオンラインゲームについて審議を行い、このうち9ゲームに対して中国国内のサービスを不許可とする命令を下した。
残りの11ゲームは問題点を是正した上でサービスの可否を再検討することにしたという。

中国当局が今年初め、自国内の新規ゲームに対する販売許可発行を停止し、青少年の視力保護を理由とするゲーム総量制(総ゲーム利用時間制限)を導入したのに続き、再び強力な規制案を打ち出した。
ただし、倫理委員会は、サービス中止命令を下したゲームのリストを公開していない。また、新規サービスに対してサービス中止命令を下したのか、それとも既にサービス中のゲームまで中止したのかもはっきりしていない。

中国のテンセントは韓国のネクソンと共にサービス提供しているオンラインゲーム「ダンジョン&ファイター」により中国で年間約1兆ウォン(約1000億円)を稼いでおり、和風アニメを取り入れた作品など展開している韓国のスマイルゲートは、シューティングゲーム「クロスファイア」が売上高の80%を中国市場に依存している。

中国当局が昨年から国内のゲームに対する販売許可を出していない中、ゲーム内容を審議する倫理委員会まで新たに設立されたことについても懸念の声が大きい。 
業界関係者は「中国当局が今後、ことごとく介入してくる余地が生じた。テンセントのような世界最大手のゲーム会社も中国の規制に揺らいでいる。
以上、

中国は、ゲリラ戦などの殺戮を楽しむシューティングゲームを対象に規制している。テロを警戒しているのだろうか。それとも、人民解放軍の兵士が国を守らず、ゲームに熱中しているからだろうか。
欧米のオンラインゲームでヒットしているほとんどは「殺るか殺られるか」の「サバイバルシューティングゲーム」とされ、こうした欧米型を真似た中国や韓国のオンラインゲームは、中国で規制されてきている。
大気汚染で大量殺戮している中国国家が、青少年視力保護など嘘っぽい言い訳のようだ。