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前置き
韓国文政権は昨年10月、中国に対して3不表明を次のとおり行った。
1、米国のミサイル防衛システムに加わらない。(駐留米軍追い出し策の一環か)
2、THAAD追加配備は検討しない。(既存THAADはソウル都市圏2500万人をカバーしない)
3、韓日米軍事同盟に発展しない。

昨年11月11日からの米日韓による空母3隻との日本海での合同演習において、韓国は、日本参加の合同演習を拒否、空母3隻は、米韓、日米の2回別々に演習を行った。

今年10月10日の韓国の国際観艦式において、韓国海軍は、海上自衛隊の隊旗である「旭日旗」での艦艇参加を、各国、国旗のみの掲揚しか許可しないとして、実質参加させないよう誘導した。その挙句、観艦式では、文大統領の座乗艦には、反日旗として李舜臣将軍旗を掲揚していた。
(昨年11月29日に北朝鮮はICBM発射実験を行い、ロフテッド軌道ながら成功させた。昨年9月3日には6回目の核実験も行っていた)

韓国文政権は11月、安倍首相と当時の朴大統領が2015年12月、日韓合意に基づき設立した「元慰安婦支援財団」を解散させた。
元徴用工訴訟をめぐり、日本企業への賠償判決も相次ぎ、安倍首相は「韓国に対し、相当、頭にきていた」(自衛隊関係者/時事通信)という。

<本文、以上前提で>
防衛省は28日、韓国駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題をめぐり日韓の主張がぶつかる中、防衛省が「証拠」として当時の映像の公開に踏み切った。

同省は、防衛当局間の関係を一層冷え込ませると慎重だったが、韓国にいら立ちを募らせる安倍首相がトップダウンで押し切った。
日本の正当性を世論に訴える狙いだが、泥沼化する恐れもある。

防衛省は当初、映像公開について「韓国がさらに反発するだけだ」(幹部)との見方が強く、岩屋毅防衛相も否定的だった。
複数の政府関係者によると、方針転換は27日、首相の「鶴の一声」で急きょ決まったという。
以上、

日韓関係は泥沼化するどころか、文在寅氏が大統領に就任した昨年5月からすでに泥沼化している。

安倍首相の第一次内閣時の盧武鉉政権時代にも、最高実力者として文在寅氏は君臨しており、韓国において、親日家の排除を強力に推進した人物として当時から対峙していた。
今では、韓国では「親日」的な発言は厳禁、禁句、韓国では議員・マスコミあげて攻撃している。

次の公開があるとするならば、ミサイル管制レーダー照射の受信データ記録が公開される可能性がある。

<客観的に観て>
映像では、すでに海警救難艇(日本の巡視船)が、北朝鮮の遭難船を救助している段階であり、「広開土大魔王」が管制レーダーそのものを捜索のため使用する段階では、まったくないことが明確に映し出されている。韓国側が主張した「うねり」で捜索中でもない。

問題は、自衛隊機からの交信を拒絶したことにあり、「広開土大魔王」が救助の一環で使用したとしても、CUES合意の国際慣例上違反し、謝罪すれば済むものを、かたくなに日本側に謝罪しなかったことに起因している。

「広開土大魔王」の艦長は海軍少将とされるが、すぐ謝れば済むものを、交信無視、レーダー照射などかなりの反日家のようだ。海軍初の長官となった宋永武前国防長官(元海軍宋参謀長)の愛弟子なのかもしれない。

北朝鮮の遭難船は本当に漁船だったのかも疑われるものになる。

元より、韓国は年2回、日本から占領している竹島の防衛訓練を、日本を仮想敵国にして、海軍が中心となり、海兵隊、空軍、海警艇が参加して大々的に行っている。「広開土大魔王」には12月13・14日行われたばかりの島嶼防衛訓練の余韻がまだあったのかもしれない。

日本に対して頑なになっている一環なのだろう。

日本も対外的にも関係する防衛省や外務省には、報道官を置く必要があるのかもしれない。今回のように、いきなり防衛大臣が「遺憾の意」を表明することになる。

NHKネット配信の防衛省公表全映像
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181228/