建築工事の（株）中田建設（岐阜県各務原市蘇原早苗町４０、代表：中田博久）は１月２８日事業停止、事後処理を高柳元弁護士（電話０５２－２０１－５６５６）ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約２億５千万円。

同社は昭和２４年創業の老舗の木造建築会社。自社ブランドなどの注文住宅を主力に以前は４億円以上の売上高を計上していた。しかし、その後はローコスト住宅会社や大手住宅会社の進出などから競合激化、平成２９年８月期の売上高は約２億５千万円まで落ち、採算性も悪化、借入金も大きく、資金繰りにも窮するようになっていた。