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山梨県警は、山梨県笛吹市が、昨年度発注した水道関連の工事の入札をめぐり、工事の価格などの情報を業者に教えて落札させたとして、市の環境推進課の課長・志村容疑者(54)を官製談合防止法違反などの疑いで逮捕した。

警察によると、志村課長は水道課に所属していた2017年度、市が発注した水道関連の工事の入札をめぐり、工事価格などの情報を市内の工事会社役員に教え、経営する工事会社に落札させたとして官製談合防止法違反などの疑いが持たれている。

警察は捜査に支障があるなどとして志村課長の認否について明らかにしていない。

ただ、報道では、落札業者については何も触れられていない。

笛吹市では2017年度、市が発注した下水道関連の工事の入札をめぐる価格についての情報を業者に漏らしたなどとして、昨年12月にも下水道課の主幹と市消防本部の管理課長が地方公務員法違反の罪で罰金の略式命令を受け、いずれも懲戒免職となっている。

同市は上から下まで管制談合の自治体のようだ。こうした事例は氷山の一角だろう。