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プラスチック部品製造の群馬樹脂工業(株)(群馬県前橋市鳥羽町318、代表:中村哲夫)は12月28日、事業を停止した。

負債額は約6億円。

同社は昭和44年3月設立のプラスチック部品製造会社。金型から製品に至る一貫生産工場で自動車部品やパチンコなどの遊戯機械部品を製造し、以前は15億円前後の売上高を計上していた。

 しかし、パチンコに対する規制が強化され続け、パチンコ機器部品の受注が減り続け採算性も悪化、自動車部品の受注も少なくなり続け、平成29年9月期の売上高は4億円台まで落ち、赤字決算に至っていた。過去の設備投資にかかわる借り入れ負担も大きく、資金繰りに窮し今回の事態に至った。