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宜野湾市役所の前でトンチンカンな奴が何やらしてるとは聞いていたが、ウーマン村本まで出てきたなら、まさに語るに落ちるとはこのとこです。

きょうも、秀逸のブログ(農と島のありんくりん)を紹介します。

農と島のありんくりん
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移り変わる自然、移り変わる世情の中で、真実らしきものを探求する

2019年1月19日 (土)

宜野湾市にハンスト男登場

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なにやら大げさなことになっていますな、とうとうハンスト男までが現れたとか。

しかも、 SEALDs残党というのですから、おいおいです。きみら解散したんじゃなかったの。

そんなにハンストやりたきゃ、自分のうちで静かにやりなさい。他人様の土地でやんなさんな、節度を持ちなさ.い。

宜野湾市という本島で最も基地公害を真正面から受けている自治体の庭に、こともあろうに宜野湾市に抗議するために無断でテントを張るというセンスが理解できません。

ここはあんたらの土地ではないのですよ。悪い前例になりますから、宜野湾市長さん、後からきっちりとこのハンスト男に土地使用料を請求してくださいな。

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ハンスト男とウーマンラッシュアワー村本氏 類は友を呼ぶとか。顔も雰囲気もそっくり。

あんたら基地反対なんでしょう。それがいちばんの基地の被害者に抗議してどうするの、と思わないんでしょうか。

宜野湾市が県民投票とやらに参加していないのは、自治体の勝手。

自治体に県民投票の予算措置を依頼した以上、その配分は自治体の主権に関わることで、県は依頼した以上とやかく口をはさめません。

それを不参加となると、いきなり「行政指導する」と口走ってみたり、強権的なことです。

そもそも「県民の意見を聞く」ていどのことが目的ならば、強制的に意見を言わせるという県民投票の理念自体がおかしいのです。

この県民投票に法的拘束力があって、選挙権を行使するのが義務だというならともかく、任意の行政の意見聴取ていどのことに、どうして参加の義務でもあるようなことをいうのでしょうか。

住民は既に、国政や各自治体選挙で間接民主主義に参加し、意見を述べています。

それをまた法的拘束力のない直接投票を上に乗せるようなまねを、屋上屋を架すというのです。

またもや憲法学者がしゃしゃり出て不参加は憲法違反だなんて言っていますが、県民投票自体が間接民主主義を否定する憲法違反の疑いがあるのです。

民主主義は意見を自由に開陳できると同時に、発言を強制的されない制度のことでもあるのですから間違わないで下さい。

そもそもこんな政治ショーにする必要などありません。

一番簡単な方法は、今、基地被害を受けている当該自治体である宜野湾市と、その候補地となっている当該地域である辺野古地区が、共に住民投票を実施して意見を聞けばそれでオシマイです。

いかなる答えがでるかわかりませんが、当該地域の意見を聞いてから、それをたたき台にして、県全体で議論しようというなら筋が立っています。

しかし、今回の移設反対運動に欠けているのは、「当該地域の意見を聞く」というもっとも初めしておかねばならないことだから、始末に悪いのです。

ですから、「被害が深刻な宜野湾から基地を撤去するためにはどうしたらいいのか」という大命題にまったく触れないままに、ハンタイハンタイと叫んでいます。

宜野湾市からのリスクの撤去を問わない県民投票など、まったく県民の生活の安全とは無関係なイデオロギー闘争です。

肝心の自分の地域の安全を問わないから宜野湾市議会は不参加を決めたのであって、このどこに問題があるのでしょうか。

それに「抗議」してハンストでイヤがらせをしてやろうという逆立ちした神経が、私には理解を超えます。

宜野湾だけではありません。デニー氏は隣の浦添の那覇軍港移設計画すらどーでもいいと言い始めています。

関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-a76d.html

「沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は16日、同県浦添市の松本哲治市長と県庁で会談し、那覇市の米軍那覇港湾施設(那覇軍港)を浦添市の米軍牧港補給地区沿岸に移設するための埋め立て計画について、経済波及効果など将来性を考慮すれば自然破壊はやむを得ないことなど3項目を確認した。
 玉城、松本両氏はこのほか、新たな施設は「新基地」ではなく「代替施設」であることも確認。那覇軍港の浦添移設が「県内移設」ではなく「那覇港湾区域内の移動」であることでも一致した」(産経1月16日)
https://www.sankei.com/politics/news/190116/plt1901160022-n1.html

やれやれ二枚舌なことよ。ジュゴンがどーした、サンゴがどーしたと、宜野湾市民よりジュゴンのほうが大事な口ぶりだったのに、浦添の海にはサンゴがないとでも言うのでしょうか。

はたまた那覇第2滑走滑走路用地には、美しい海がないのでしょうか?

浦添市の移設計画には経済波及効果があるという言い方ならば、普天間基地が移設された跡地の再開発も同等、ないしはそれ以上の経済的起爆力を持ちます。

一方は県民投票にかけてまで反対し、一方は賛成。

こういうダフブスタを平然とするのは、馬鹿馬鹿しいことにはこれが故翁長氏が決めたことだからにすぎません。

といっても翁長氏が自民党時代の遺産で、その処理を松本市長におしつけた「恥部」だったのですが、それは「偉人」にふさわしくないと、臭いものに蓋してしまったからおかしくなりました。

こういう翁長氏の神格化をしてしまったために、みっともない二枚舌をつかわざるをえなくなったのです。

しかし、沖縄地元紙も県政与党も都合の悪いことには沈黙しているから、本土メディアもだんまりです。 まったくご都合主義なことです。

さて、このハンスト男くん。本土の学生活動家はハンストという手段が「決死的」に見えるのが、自己陶酔しているようです。困りましたね。

本当に死の危険があるなら、そんなことはよそさんの土地のしかも公共の空間でしなさんな。自分の家でガス管くわえていればいいのです。

それで抗議の自殺ならできます。

そもそも、ハンストは決死的手段手はありません。ハンストじゃ死ねないからです。

え、お前やったことあって言ってるのか、って。はい、あります。

私、かつて7日間断食して、その後に1カ月復食過程でおかゆ生活を1カ月ていどやりましたが、死にそうになったことなどまったくなく、気持ちよく宿便が出ました(笑い)。

断食は3日間ていどは初歩の初歩、いわば美容健康断食です。水さえしっかり取っていれば健康障害はでません。

地元紙の報道に医師と称する者が、「おにぎりでも食べてほしい」と言っていましたが、バッカじゃなかろか。

断食中に、最も危険なのは固形物を口にすることです。

胃は2日目当たりでとうにペシャンコになって機能停止していますから、そんな状態の胃におにぎりなんて固く握ったものを入れたら、ほんとうにショック症状を呈してしまいます。

どうせ食わしたいならおかゆかゆしどうふにしなさい。そんなことも知らないでやっているのでしょうか、この藪医者。

断食は1週間ていどは誰でも出来ますし、そこから先も指導者がいれば1カ月程度までなら可能です。

それをたかだか3日程度で、生きるの死ぬのと騒ぐでない。宿便だしてさっさとお家に帰りなさい。