sponsored
プラント設計・施工の東海気熱(株)(神奈川県小田原市寿町5-1-5、代表:堀口誠)は1月25日事業停止、事後処理を関本和臣弁護士(電話0467-39-5557)に一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約5億円。
同社は昭和22年創業の産業プラントの設計・施工業者。大手精密機器メーカーから受注して化学品、産業機械メーカー工場のプラント工事のほか病院、ホテルなど各種施設の空調設備工事などを受注し施工していた。以前は22億円以上の売上高を計上していた。
しかし、工場が海外へ移転し、製造業の国内設備投資が減退、更新需要も少なく、受注が減少し続け、平成30年9月の売上高は8億円台まで落ち、最近は赤字経営が続いていた。資金繰りに行き詰まり今回の事態に至った。
東海気熱㈱の財務内容と業績 平成29年9月期/千円
|
|||
流動資産
|
610,014
|
流動負債
|
460,553
|
|
|
固定負債
|
277,370
|
固定資産
|
353,513
|
自己資本
|
225,603
|
|
|
(資本金)
|
20,000
|
総資産
|
963,527
|
負債+資本
|
963,527
|
売上高
|
粗利益
|
経常利益
|
自己資本率
|
1,124,054
|
90,772
|
-28,047
|
23.4%
|
・管工事
|