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建築用木材製材の(株)ヤマサイ坂本製材所(大分県日田市十二町512-1、本店登記:福岡市中央区黒門4-43、代表:坂本宏二)は3月1日、大分地裁日田支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、梅木自敬弁護士(電話0973-22-2625)が選任されている。

負債額は約5億円。

同社は昭和34年創業の製材業者。地元産日田杉を製材し、建築用資材などとして卸し、以前は4億円以上の売上高を計上していた。しかし、日田一帯が集中豪雨被害に遭い、原木価格が上昇、採算性を悪化させ、他産地産との競争も激化、平成30年5月期は2億円台まで売上高が落ち、赤字経営となり、経営に行き詰った。