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中国国家統計局の発表によると、中国の今年1月~3月までのGDP=国内総生産は、前年同期比6.4%のプラスで、伸び率は前3ヶ月と同じだった。
アメリカとの貿易摩擦などの影響で、GDPの伸び率は、前年同期6.8%のプラスとなったあと、3四半期連続で下がったが今回、1年ぶりに下げ止まった。

ただ、アメリカとの貿易摩擦や世界経済の減速の影響で輸出が低迷しているほか、前年同期10%程度あった消費の伸びも、8%台に鈍っており、新車の販売台数の大きな落ち込みが響いている。
一方で政府の景気対策の効果でインフラ建設などの投資が6.3%増えて、GDPの伸びを支えした。
アメリカとの間で貿易問題をめぐる交渉が続くなか、中国政府は今月から企業向けの大幅な減税も始め、景気を下支えする姿勢を鮮明にしている。

<3月急激に好転>ほんとかなぁ
鉱工業生産の付加価値は、
3月に指定サイズを超える工業企業の付加価値は、前年比8.5%増加した(付加価値の成長率は価格要因を差し引いた後の実際の成長率)。
3月に指定されたサイズより上の産業企業の付加価値は前月から1%増加した。
第1四半期の指定企業規模を超える工業企業の付加価値は、前年同期比で6.5%増加した。

3つの主要カテゴリーに関して、3月の鉱業の付加価値は前年同期比で4.6%増加し、成長率は1月と2月のそれより4.3%ポイント、製造業は9.0%増加し、3.4%ポイント増加した。供給業界は7.7%成長し、0.9ポイント上昇した。

業種別にみると、3月には41の主要産業のうち40が付加価値の増加を維持した。
その中で、
農業および副業の食品加工産業は5.7%増加し、
繊維産業は9.0%増加し、
化学原料および化学製品製造産業は7.1%増加し、
非金属鉱物製品産業は15.4%増加し、
非鉄金属製錬および圧延加工産業は8.5%増加、
非鉄金属では、
製錬および圧延加工産業は11.1%増加し、
一般装置製造は14.1%増加し、
特殊装置製造は16.4%増加し、
自動車製造は2.6%増加し、
鉄道、造船、航空宇宙およびその他の輸送機器製造は13.6%増加した。
機器製造業は15.2%、
コンピュータ、通信およびその他の電子機器製造業は10.2%、
そして電力、熱生産および供給産業は7.2%成長した。

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