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餅製品製造の(株)木乃幡(宮城県名取市愛島台*** 本店登記:福島県南相馬市原町区鶴谷北迎***)は4月20日事業停止、事後処理を松尾政治弁護士(電話0244-37-2560)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約7億円。

同社は昭和40年創業の餅製品製造販売会社。「凍天・焼きもち・大福などの餅製品を「もち処木乃幡」や「しみてん木乃幡」の店舗名で販売のほか、ネット通販でも販売し、以前は4億円前後の売上高を計上していた。しかし、東日本大震災で被災し、相馬市の本店工場がフクシマ原発大爆発で非難区域に指定され、風評被害もあり売上高が激減、そのため本社工場を名取市に移転し再起を図ったが、販売店舗は福島県などを主力にしていたものの売れず閉鎖、販売不振が続き、債務超過もあり、今回の事態に至った。

追、東電の当時の経営者たちは刑事責任に問われそうもなく、問われたとしても執行猶予付きになるのは明らか、今回の倒産の責任は当時の東電の経営陣にあろうか。アメリカのように懲罰的な判決が必要だろうが、民事上も長限定的になっている。一方、予算限度なしの除染作業ではゼネコンを肥満児にしてしまっている。

凍天餅