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土木工事・除染作業の北日本建設(株)(福島県郡山市台新)と親会社の(株)北日本エンジニアリング(同、同)は5月6日事業停止、事後処理を横溝高至弁護士(電話03-3265-8277)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は北日本建設が約1億円、北日本エンジニアリングが約1億5千万円。
北日本建設(株)は平成6年10月管工事会社として設立、その後(㈱)北日本エンジニアリングの子会社になり、除染作業に進出、平成29年9月期には5億円前後の売上高を計上していた。しかし、除染作業が一巡して大幅に減少、土木工事に注力していた。
親会社の(株)北日本エンジニアリングは平成13年4月断熱工事業者として設立、その後除染作業を中心に平成28年3月期には6億円前後の売上高を計上していた。しかし、北日本建設同様、除染作業が大幅減少、同社は土木工事などに展開していたが、両社とも資金繰りに行き詰り、今回の事態に至った。

 

北日本建設㈱の財務内容と業績 平成30年9月期/千円
流動資産
115,280
流動負債
59,904
 
 
固定負債
56,672
固定資産
10,188
自己資本
8,892
 
 
(資本金)
30,000
総資産
125,468
負債+資本
125,468
売上高
粗利益
経常利益
自己資本率
249,640
18,691
32
7.0%
・除染作業、土木工事業