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段ボール箱製造の(有)田中紙器(所在地:神奈川県高座郡寒川町倉見)は5月7日、同日までに事後処理を弁護士に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債総額は約9億円。

担当弁護士は、片岡敦司弁護士(045-548-5835)となっている。

同社は昭和30年創業の段ボール製紙器製造業者。同社は食品会社向けに多種少量生産体制により、以前は7億円以上の売上高を計上していた。しかし、その後は消費不況から需要が低迷し、平成30年9月の売上高は5億円台まで落ち、赤字から債務超過に陥っていた。過去の設備投資にかかわる借入金も大きく、資金繰りも限界に達し、今回の事態に至った。