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繊維製品卸の(株)ワボー(山形県米沢市門東町1-1-48、代表:嘉藤嘉明)は5月7日事業停止、事後処理を手塚孝樹弁護士(電話023-625-0315)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約5億5千万円。

同社は昭和24年10月(株)和紡商会として設立された繊維製品卸会社。卸を主体に縫製加工、アバレルから和装・呉服の仕入れ卸販売を手がけ、以前は30億円以上の売上高を計上していた。しかし、グループ縫製会社の破産などもあり、その後は事業縮小が続き、平成30年6月期には7億円台まで売上高が減少、過去の不良債権処理などもあり債務超過に陥っていた。これ以上支えきれず今回の事態に至った。