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水産練物品製造の(株)蒲サ食品(愛知県蒲郡市西浦町)は5月14日、名古屋地裁豊橋支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、池田至弁護士(電話0532-57-2080)が選任されている。

負債額は約6億円。

同社は昭和21年創業の老舗の水産練製品製造会社。「マルサのちくわ」のブランド名で、各種練物製品を製造し、以前は20億円以上の売上高を計上していた。しかし、不漁から材料の仕入価格が高騰、消費不況により競争にさらされ、販売価格に転嫁できず、売上減、採算性の悪化を招き、平成30年7月期には9億円台まで売上高が減少、資金繰りにも窮するようになっていた。