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労働者派遣業の(株)ユニバーサル・エンジニアリング(群馬県伊勢崎市八斗島町)は4月25日、前橋地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、石渡啓介弁護士(電話027-252-1341)が選任されている。

負債額は約10億円。

同社は平成元年12月設立の労働者派遣業者。自動車部品メーカーや弱電メーカーなどに労働者を派遣し、一部、構内作業も請負い、以前は7億円あまりの売上高を計上していた。しかし、副業で介護施設や不動産事業に投資し、資金繰りが悪化、派遣業務を売却し、副業に専念して再建を図っていたものの、資金繰りに行き詰まり、今回の事態に至った。