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シルクロードの世界、ウイグル族がのどかに暮していた中国西域の新疆ウイグル自治区、中国政府は同地に漢民族を大量移住させ、同化政策を取った。そこに天然ガスや原油、鉱物の資源が発見され、漢民族の国営企業を大挙進出させ、天然ガスや原油採掘、大コンビナートから精錬所まで設け、一大資源生産地に変貌させた。
しかし、そこにはウイグル族はいなく、漢民族が労働まで占領、ウイグル族たちが俺たちの資源だと騒ぎ暴動発生、それに対して中国政府は、イスラム教徒であるウイグル人たちを力で捻じ伏せ、改宗も含め大弾圧を続けている。

これに関連して、AFPが次の通り報道している。
情勢が不安定な中国北西部の新疆ウイグル自治区で最近、大学入試に関する規定が変更され、父母のどちらかが漢民族の学生に対する得点の上乗せ幅が大幅に引き上げられた。
専門家らは、主にイスラム教徒の少数民族の文化を排除しようとする当局の新たな取り組みとみている。
 暴動事件が相次いで発生した2014年以降、中国当局は新疆ウイグル自治区での取り締まりを強化。
長いひげや女性のスカーフ着用を禁止し、100万人に及ぶイスラム教徒のウイグル族を大規模収容施設に拘束、共産思想教育や拘束施設内で強制労働させるなど、過酷な措置を強要している。

中国当局者は施設について、チュルク語を話す人々が中国語と仕事のスキルを学べる「職業訓練施設」で、宗教的過激思想に染まらないようにするのが狙いと説明している。
しかし、人権団体などは、施設はウイグル人ら少数民族の文化や宗教的信念を、中国で大多数を占める漢民族の社会に強制的に同化させるのが目的と指摘している。
 専門家らは、新疆ウイグル自治区での大学入試規定の変更が、この方向に沿った動きだとみている。
2015年の統計によると同自治区の人口2300万人のうち、およそ半数をウイグル人が占めている。
 同自治区当局は不利な立場にある学生に全国の大学入試で得点を上乗せする既存の規定を変更。父か母が、漢民族の学生に対する上乗せ幅を20点と、昨年から2倍に引き上げた一方、両親が少数民族の学生に対する上乗せ幅を15点と昨年に比べ半分以下に引き下げたという。
 豪ラ・トローブ大学で、中国の民族関係・政策に詳しいジェームズ・レイボールド教授は、AFPの取材に対し、「新たな大学入試規定は、漢民族と異なる思想や行動様式についていかなるものでもすべて漢民族化させる取り組みの一環」と説明している。
同教授によれば、中国政府は「異なる民族間の結婚が、国家の統合促進とウイグル族ら少数民族の同化を促すのに重要な手段」と考えているという。
以上、

アフガンやマレーシアなどに侵入しているアルカイダ系やIS系のイスラム原理主義者勢力が、同じイスラム教のウイグル地区になぜ入ってこなかったか・・・、
中国政府がアフガンでイスラム原理主義のタリバンやアルカイダ勢力と手を結び、中国のイスラム教徒へのイスラム原理主義の侵攻を食い止めているからだとされている。
そのためか、タリバンは、いろいろな手立てにより、食にも困らず、兵器・武器も欠くことはない。

2001年9月11日に米国で発生した同時多発テロ、米軍はその年の秋には、アフガン攻撃を開始、18年を経とうとしているが、今やアフガンから逃げ出したいのはアメリカとなっている。

チベットは、完全に漢族の手に落ちた。それは鉄道敷設にあり、中国政府が政策により守銭奴の漢民族を大量に送り込んだことにある。チベットに大昔からあった家々の小さな仏像などは守銭奴たちが安価に買占め、チベット仏教を家庭から放逐させ、仏像などは海外に売り飛ばし、今ではチベット族を完全に金銭奴隷化している。
中国政府は東南アジアも同様な手口で進出を図っているが、中国守銭奴たちに激怒する国々の地域も多くある。
アフリカでは鉱物資源の違法・乱採掘を繰り広げる中国守銭奴たちに激怒し、追い出しデモも多発している。
世界中に借金の漬物国にした中国、しかし、相手国は後進国ばかり、今後、政変で借金を踏み倒し事などいくらでも生じよう。そのための監視用か、アフリカのジブチに99年間港湾を借用して、大規模中国軍基地を開設している。
中国・習近平は、一帯一路軍事覇権戦略=中華思想を、すでに地球くまなく張り巡らし実践している。