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既報。めん類製造の(株)中野食品(所在地:愛媛県大洲市中村)は6月5日、松山地裁大洲支部において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約3億円。
同社は、昭和21年に創業。
破産管財人には、越智顕洋弁護士が選任されている。
同社は昭和21年創業の各種麺の製造業者。納品先のスーパーでの競争が激化、採算性が悪化し、経営不振に陥っていた。
公務員や大企業を除き、庶民の実質賃金は上がらず、消費不況から再びデフレ状態に陥り、スーパーが納品業者に過度に競争させ、苦しい納品業者が多くなってきている。