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トヨタは26日、次のとおり2件、国交省にリコールを届け出た。

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1、不具合の部位(部品名):電気装置(DC-DCコンバータ)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は 性能の状況及びその原因:電圧変換装置(DC-DCコンバータ)において、生産設備の管理が不適切なため、制御基板の半田付けが不十分なものがある。
そのため、使用過程における冷熱の繰り返しで半田が剥離して、補機バッテリへの充電ができなくなることで警告灯が点灯し、最悪の場合、ハイブリッドシステムが停止して走行不能となるおそれがある。

3、改善措置の内容:全車両、DC-DCコンバータの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。
4、不具合件数:256件/事故の有無:無し
5、対象車両名:アクア、カローラアクシオ、カローラフィルダー、シェンタ、ヴィッツ、JPNTAXI
6、対象台数:19,618台、
7、製造期間:平成 30 年 2 月 6 日~平成 30 年 11 月 15 日

<2>
1、不具合の部位(部品名): 原動機(エンジン)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は 性能の状況及びその原因:ハイブリッド車において、エンジンルーム後部に取付けているカウルルーバの防水構造が不適切なため、集中豪雨など多量の雨水がかかった場合、水がエンジン上部に滴下して、インジェクタ取付け部から燃焼室に浸入することがある。
そのため、コンロッドが変形して異音が発生し、最悪の場合、エンジンが破損するおそれがある。

3、改善措置の内容:カウルルーバの仕様に応じてシール材を貼り付けるとともに、全車両、エンジンに防水カバーを追加する。また、エンジンの燃焼室を点検し、異常がある場合はエンジンを新品に交換する。
4、不具合件数:152件 /事故の有無:無し
5、対象車両名:シェンタ
6、対象台数:137,016台
7、製造期間:平成27年 5月 7日~平成30年 9月 3日