sponsored

日銀の短観は、国内の企業およそ1万社を対象に3ヶ月ごとに景気の現状などを尋ねる調査で、今回は5月下旬から先月末まで行われた。

景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた指標で景気を判断し、最も注目される大企業の製造業はプラス7ポイントと前回を5ポイント下回り、2期連続で悪化した。

また、中小企業の製造業もマイナス1ポイントと前回を7ポイント下回り、2期連続で悪化した。マイナスとなるのは2016年9月以来、2年9ヶ月ぶり。

一方、大企業の非製造業は、プラス23ポイントと前回を2ポイント上回り、2期ぶりに改善した。