「1日30分睡眠」を掲げる活動で知られる一般社団法人日本ショートスリーパー育成協会(東京都渋谷区、法人番号6011005006736)が、2026年9月30日付で解散していたことが分かった。10月26日付の官報に解散公告が掲載された。
同協会は2016年に設立され、短時間睡眠に関する指導や睡眠改善プログラムなどを展開していた。10月27日時点で公式サイトは「廃止のお知らせ」に切り替わっており、現在の事業や問い合わせについてはGAHAKU株式会社が対応すると案内している。
解散の具体的な理由や財務状況、負債額などは明らかになっていない。
2016年設立、短時間睡眠の育成活動を展開
同協会は、24時間化する現代社会における睡眠のあり方を考察し、睡眠に関する悩みの解決を目的に設立された。
「ショートスリーパー」と呼ばれる短時間睡眠者の育成を掲げ、独自の睡眠改善プログラム「Nature sleep」などを通じて、睡眠時間や生活習慣に関する指導を行ってきた。
協会の代表理事は、自ら「1日30分睡眠」を実践していると公言。短時間睡眠に関する著書の出版やテレビ出演、インターネットでの情報発信などを通じて活動を広げていた。
ただし、極端な短時間睡眠を訓練によって安全に習得できるという主張は、一般的な医学上の推奨とは異なる。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人について個人差を踏まえながら、6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保することを推奨している。
講座の新規募集も終了、既存受講生への提供は継続
協会の解散後となる10月24日には、代表理事が自身のXで睡眠改善プログラムの新規募集終了を発表した。
今後は既存受講生のうち、継続を希望する人に限ってサービスを提供するとしており、新たな受講生の募集を取りやめる一方、既存契約への対応は継続する方針を示している。
協会の解散日は9月30日で、新規募集終了の発表より24日前だった。ただし、法人解散と講座の新規募集終了との因果関係については確認されていない。
関連するGAHAKU株式会社が事業・問い合わせに対応
解散した協会の公式サイトには、現在「廃止のお知らせ」が掲載されている。案内では、現在の事業や問い合わせについて、GAHAKU株式会社がすべて対応するとしている。
GAHAKU株式会社は2014年4月17日に設立された東京都渋谷区の企業で、資本金は1000万円。同社の沿革によると、法人設立前の2011年1月から「Nature sleep」事業を開始していた。
現在も公式サイトの事業案内には「Nature sleep事業部」が掲載され、受講生それぞれの睡眠を支援する取り組みなどを紹介している。
一方、協会とGAHAKU株式会社は別法人であり、協会の解散によってGAHAKU株式会社も解散したわけではない。個別の契約上の権利義務がどのように取り扱われるかについては、それぞれの契約内容などを確認する必要がある。
官報で解散を公告、債権者に申し出求める
10月26日付の官報に掲載された解散公告では、協会に対して債権を持つ人に対し、公告掲載の翌日から2カ月以内に申し出るよう求めている。
今回の公告は法人の解散に伴う清算手続きに関するもので、裁判所による破産手続き開始決定とは異なる。経営破綻や債務超過を理由に解散したとする資料も確認されていない。
協会の解散と睡眠改善プログラムの新規募集終了が相次いで明らかになった一方、GAHAKU株式会社では関連事業への対応を案内しており、今後は既存受講生へのサービス提供や協会の清算手続きの進展が注目される。
法人概要
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法人名 |
一般社団法人日本ショートスリーパー育成協会 |
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所在地 |
東京都渋谷区 |
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設立 |
2016年4月 |
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主な活動 |
短時間睡眠に関する指導、睡眠改善プログラムなど |
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解散日 |
2026年9月30日 |
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官報公告日 |
2026年10月26日 |
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手続き・状況 |
法人解散・清算手続き |
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法人番号 |
6011005006736 |
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事業・問い合わせの対応先 |
GAHAKU株式会社(協会公式サイトの案内による) |
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解散理由 |
確認できず |
【参考資料】
官報(2026年10月26日号外第234号)
日本ショートスリーパー育成協会・廃止のお知らせ
GAHAKU株式会社・会社概要
GAHAKU株式会社・事業内容