社会保険庁 年金基金への天下りが23人 AIJを紹介か 北海道石油業へも
旧社会保険庁の幹部23人が、AIJ投資顧問に運用を委託していた基金を含め、全国の厚生年金基金に天下りしていたことが判明している。
民主党のワーキングチームによると、旧社会保険庁の幹部ら23人は、1999年8月からのおよそ11年間に全国の厚生年金基金に天下りしていたという。天下り先には、AIJ投資顧問に運用を委託していた北海道石油業厚生年金基金も含まれている。
(北海道石油業厚生年金基金のAIJへの運用委託金残は38億53百万円、総残高に占める割合は17.6%と高く、加入者数は6,626名、受給者数は6,463人と殆どの加入者が受給しており、即支払いに窮することになろう。)
AIJ投資顧問に年金運用を委託していた多くが、中小の業界別の「総合型」と呼ばれる厚生年金基金で、こうした基金には旧社会保険庁OBが多数天下っていて、AIJの紹介役となった可能性が指摘されている。
AIJから天下りは大好きな賄賂や超豪華接待を受けて運用を委託していたのであろう。
何回でも書くが、高給取りで退職後経済的に何も問題のない官僚たちの天下りが日本をダメにしてきた。天下りという官僚利権と議員利権が合体した国家の有り様が1000兆円の借金となっている。
国や地方の公務員の高給取りには、すべての省庁や地方行政庁に天下りの席が、外郭団体や特殊法人・企業などに張り巡らされている。
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