アイコン 追報:(株)ASS/破産開始決定

スポンサード リンク
 

建築工事・不動産管理・介護事業の(株)ASS(愛知県西尾市城崎町4-26、代表:高木礼治)は5月29日、名古屋地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、服部一郎弁護士(電話052-990-6333)が選任されている。

負債額は約63億円。

同社は昨年12月26日、名古屋地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行っていたが、4月28日、再生手続きの廃止決定を受けていた。

同社は、農協からの借り入れと土地情報を主に、資産活用住宅(アパート)建設を主体に事業展開していたが、借入過多状態で手を広げすぎ、相続税対策の資産活用住宅の波にも乗れず、行き詰った。建築協力会社が多く焦げ付いている。

既報のとおり。

 

関連記事
(株)ASS/民事再生
追報:(株)ASS、(株)いこいの郷/民事再生監督命令
追報:(株)ASS、(株)いこいの郷/再生手続き開始決定
追報:(株)ASS/民事再生手続廃止

ASSは、資産活用建物の斡旋と請け負った建築物の管理業務まで一貫して請け負っていた。資産活用の建物はほとんどがアパートや福祉施設。福祉施設は、関連のいこいの郷で委託や直営で運営していた。

しかし、競争も激しく、建築の採算性を悪化させ、福祉施設の固定費も増加の一方で、資金繰りは多忙状態に至っていた。

いこいの郷が運営する老人福祉施設は「いこいの郷」「ゆとりの杜」「なでしこの郷」「心愛」「鷹ノ巣」「やすらぎの里」「松寿苑「みどりの風」「ふるさと」「きぼう」「そよ風の里」などある。

収支バランスが取れるまで、負債をカットできれば、再生は可能と思われるが、オーナーも債権カットが求められる。

 

[ 2015年6月 1日 ]
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP

↑トップへ