明治8年創業の(株)東寿し(札幌)/破産開始決定 回転寿司に客食われる
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札幌すすきのの老舗すし店(株)東寿し(北海道札幌市中央区南4条西3-6-2、代表:冨永裕美)は11月1日、札幌地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、藤田美津夫弁護士(電話011-271-6046)が選任されている。
負債額は約1.5億円。
以前は10億円以上の売上高を計上していたこともあったが、官公庁の接待禁止や企業の経費節減などから売上高の減少が続き、リーマンショック後はエリアに回転すし店の出店加速もあり観光客まで奪われていた。同社は本社不動産などを売却して再建を目指してきたが、売上高の減少に歯止めがかからず、今回の事態に至った。
北海道拓殖銀行など同店を使いそうな大企業が減り続けた結果であろうが、地元企業も支援利用などすべきではなかったのだろうか。札幌商工会議所は何をしていたのだろうか。冬ま近、北の風は冷たすぎるようだ。
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[ 2016年11月 3日 ]
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