sponsored

大阪府警は13日、不正競争防止法違反(営業秘密の取得)の疑いで家電量販大手エディオン子会社の元取締役笹沢淳容疑者(52)を逮捕した事件で、担当の住宅リフォーム事業だけでなく、家電製品販売事業の情報も転職先の競合他社に流出していた。
捜査関係者によると、府警は2014年12月、転職先の上新電機(大阪市)を家宅捜索し、不正取得された疑いのあるデータが印刷されているものを複数の部署から押収した。
 以上、報道

これまでの発表では、笹沢容疑者は在職中、社内で使用していたパソコンに遠隔操作を可能にするソフトをインストールするなどしたうえで、退職後の昨年1月下旬、エディオンが販売秘密として管理していた「販促スケジュール案」などを自身が使っているパソコンに転送し、不正取得した疑いがもたれているとされていた。
 ということは、エディオンの内部情報を何から何まで取得できたことになる。笹沢容疑者はエディオン在籍部(住宅リフォーム)の部外の家電情報まで入手していたのでは、これは完全に企業スパイとなる。それも退職後に入手し、悪質。
笹沢容疑者は、エディオンのコンピュータにウイルスを紛れ込ませ、自らのパソコンで操作するとは、北朝鮮のハッカー部隊のように詳しいそうでタリンちゃんのようだ。セキュリティ専門会社が追跡して、即バレバレだったのだろう。
上新は当然、そうしたデータについては、上層部は不知、知った幹部社員にしても機密情報との認識は一切持たなかったの一点張りで収束させそうだ。

エディオン・ジョーシン