sponsored

慶応元年創業の(株)むぎや蒲鉾(福井市高柳1-1302、代表:木ノ下康一)は1月13日、事後処理を青山正喜弁護士(電話03-5405-1330)に一任して、事業を停止した。

負債額は約2億円。

同社は1865年=慶応元年創業の蒲鉾や竹輪を主力とする水産物練物製造業者。昔は結婚式の引き出物には鯛や亀を模った蒲鉾が定番であったが、今はそうした風習もなくなり、不況から消費も衰え、本社兼工場建設にかかわる投資も負担となり行き詰った。新幹線の開業もまだまだ先、持ちこたえられなかったようだ。残念。