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コロコロで大ヒットした「がんばれ!キッカーズ」の作者が (有)ながいプロダクション(所在地:杉並区高円寺北*** 代表:長井紀昭氏)は1月8日、東京地裁において破産開始決定を受けた。負債総額は約1千万程度。

破産管財人には今井優仁弁護士が選任されている。

同作品はアニメ化にもなったが、現在はほとんど仕事がなかったという。

がんばれキッカーズ

社長である作者の経歴をざっと紹介。
何度も出版社に持込を続け、少年ジャンプにてギャグ漫画でデビューも後が続かず、1980年、27歳の時に『月刊コロコロコミック』にて「GOGOゴロー」で第2回藤子不二雄賞佳作を受賞した。
1984年より1989年まで、『月刊コロコロコミック』にて代表作「がんばれ!キッカーズ」を連載。テレビアニメ化までされる人気作となり、その後、『月刊コロコロコミック』にて「電脳ボーイ」を連載するが3年ほどで打ち切り。
その後は仕事がまったくない時期があり、大病を患うなど不遇の時が続くも、青年誌に活躍の場を移し、2001年より2002年まで『週刊コミックバンチ』にて「男たちの好日」(原作:城山三郎)」を執筆し、単行本4冊という短さながらも人気を博し、後年、Webにて続編が発表されている。
2007年5月25日発売の『熱血!!コロコロ伝説』には、「がんばれ!熱血少年団」の後日談である「がんばれ!熱血少年団2007」を書き下ろしで発表していた。