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阿蘇

阿蘇中岳第一火口は20日も活発な噴火活動が続いている。
福岡管区気象台によると、今月16日からの観測では火山性微動の振幅は大きい状態が続き、噴火に伴って空気が振動する空振と呼ばれる現象がときどき観測されるなど、噴火が続いている。
傾 斜計による観測では、火口付近が盛り上がる傾向が続いているほか、GPSによる観測でも山の一部がわずかながら膨らむ傾向が見られることから、草千里の地 下にあると見られるマグマだまりへのマグマの供給が続き、さらに火口付近へと上がってくる動きが続いていると見られる。

噴火警戒レベルは「2」のまま大きな噴石の飛ぶおそれのある火口から1キロの範囲に立ち入らないとともに風が強い場合は1キロより外側でも小さな噴石に注意するよう呼びかけている。
観光客に解放されている草千里(手前の撮影地)の地下にマグマだまりがあって大丈夫だろうか。
諏訪瀬島でも火山活動が活発で20日0時ころには火口で火炎現象も発生している。