sponsored

三菱東京UFJ銀行は、店内で来客の問い合わせに応じるヒト型ロボットの「NAO」を今春から登場させると発表した。銀行の窓口現場での対応型人型ロボット導入は初となる。
同銀の広報担当者によると、ロボットの身長は約58.4センチ、体重は約4キロで、計19ヶ国語での応答が可能。
客の表情や声音を読み取って対処する機能を持ち、同銀のサービス情報を知らせるという。
2020年の東京五輪で増加が予想される外国人客への対応で戦力になると期待している。

同行では、NAOの導入については人員削減が目的ではなく、最新技術を駆使した新たな顧客サービスの提供が主眼としている。
試験運用として最初に1、2台を登場させる。顧客の評判が良ければ、数をさらに拡大させる計画。
NAOは、ソフトバンクの系列会社のフランスのアルデバラン・ロボティックス社が開発したもので、学習機能を持ち、進化していく優れもの。

ソフトバンク参加に入る前からフランス語や英語など対応させており、今や日本語にも対応していることから、19ヶ国語に対応できるようにするのはそうむずかしいものではないはず、だが客商売はミスが許されず大変だったろう。
同社の公式サイトによると、誕生したのは2006年で、「喜び」「楽しませる」「理解」などの機能を発揮するための改良を重ねてきたという。
以上、CNN参照
 NAO