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東京都は2月23日、豊洲新市場に隣接する商業施設「千客万来」を整備・運営する事業予定者のうち大和ハウス工業が辞退したと発表した。
大和ハウス工業は5街区施設(0.6ha)を整備・運営する予定だった。
大和ハウスは、東側の施設を整備し運営する予定だったが、物資搬入車の出入りについて、市場関係者と同じルートの通行を求めたのに対し、交渉を続けたものの市場側が反対し続けたことから今回の辞退となった。

なお、都では、豊洲新市場の開場に合わせ、千客万来施設を早期にオープンできるよう、6街区(1.1ha)の事業予定者である喜代村が引き続き施設整備・運営を行っていく。

計画では、2014度中に設計・建設工事着手し、市場本体施設と同時開設の予定で、5街区は青果卸売場に隣接して、地上6階地下1階、延床面積2.6万㎡の商業施設を整備する予定だった。
6街区は水産卸売場に隣接し、延床面積4万㎡の規模を予定している。
動線くらい東京都がちゃんと決定しておくべきだろう。

<豊洲新市場と千客万来の配置>
<豊洲新市場と千客万来の配置>