森記念財団の都市戦略研究所は３日、世界の主要２１都市を、安全性や多様性などで評価した「感性価値ランキング」を発表した。
ランキングは、世界の主要都市に住み、他国の３都市以上を訪問した男女計２０８０人から回収したアンケートや、統計資料などを基に集計した。
「効率」「正確・迅速」「安全安心」｢多様性」「ホスピタリティ」「新陳代謝」の６分野（３６項目）について点数化したもの。

東京は、地下鉄の利便性などを示す「効率性」と、住民の親切さなどを示す「ホスピタリティー」の２分野で１位となり、他の４分野でも１０位以内に入った。

調査対象都市は下記ランクの世界２１都市。

都市の感性評価ランキング
総合得点
1	東京	609.6
2	ウィーン	601.2
3	シンガポール	586.5
4	トロント	554.3
5	ニューヨーク	552.8
6	コペンハーゲン	548.7
7	ベルリン	546.0
8	ストックホルム	542.7
9	香港	542.0
10	ロンドン	540.6
11	パリ	539.9
12	ソウル	499.1
13	バルセロナ	494.9
14	シドニー	483.0
15	ブリッセル	476.4
16	バンコク	472.7
17	クアラルンプール	440.9
18	イスタンブール	403.1
19	北京	373.8
20	ムンバイ	345.9
21	モスクワ	324.1

	効率	正確・迅速	安全・安心
1	東京	コペンハーゲン	ウィーン
2	香港	ウィーン	コペンハーゲン
3	ストックホルム	香港	ストックホルム
4	ウィーン	ニューヨーク	東京
5	コペンハーゲン	ストックホルム	トロント
		東京8位

	多様性	ﾎｽﾋﾟﾀﾘﾃｨ	新陳代謝
1	パリ	東京	バンコク
2	ロンドン	シンガポール	北京
3	ニューヨーク	ベルリン	ムンバイ
4	シガポール	バンコック	イスタンブール
5	ウィーン	ソウル	トロント
	東京8位		東京10位