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長崎県警は4日、長崎市の80歳代の男性が電話で東京まで現金を持って行くように指示され、上京して危うく現金をだまし取られそうになる事件が発生したと発表したという。
地方から現金を持参させる「上京型」と呼ばれる特殊詐欺とみられ、県警は注意を呼びかけている。

男性は息子を名乗る男から「株で失敗して、弁護士に相談している。東京の弁護士に金を払ってほしい」との電話を受け、3日に数百万円を持って長崎空港から飛行機で羽田空港に向かった。

羽田空港でうろうろしている男性に気づいた航空会社の社員が声をかけ、警察に相談するように勧めたため、未然に防がれた。

長崎県警は、2月下旬から長崎北高の卒業生の実家に不審な電話が15件かかったことを確認しており、男性の息子も同校の卒業生だった。詐欺グループが、同校の卒業生名簿を入手して電話をかけているとみて、用心を促している。

以上、報道参照