札幌地検特別刑事部は９日、死亡した女性の相続財産管理人として管理していた現金３００万円を着服したとして、業務上横領の疑いで、札幌弁護士会所属の弁護士上田勝啓容疑者（５６）を逮捕した。
逮捕容疑は２０１４年１０月から今年１月までの間、管理していた銀行口座から１００万円ずつ計３回にわたって金を払い戻し、着服した疑い。
地検は発覚の経緯や認否は明らかにしていない。

上田容疑者は２０１１年６月の札幌家裁審判で、女性の相続財産管理人に選任されていた。