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養豚場経営の(株)幻霜ファーム(広島市安佐北区安佐町久地1238-136、代表:永棟修二)は2月26日、広島地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、石口俊一弁護士(電話082-222-0072)が選任されている。

負債額は約4億5千万円。

同社は、養豚場を長年営んできた長田誠史氏が、「霜降り豚肉」=「幻霜スペシャルポーク」を開発、農業の六次産業化として注目されていたが経営不振に陥り、地元物流会社の(株)ティーユーロジネット(広島県安芸郡坂町北新地1丁目4-31)が支援していたがうまくいかず、昨年閉鎖していた。

多くのメディアが同社を取り上げていたが、この間の消費不況もあり、商売に結びつけることができなかった。

TPP推進に動くメディアが多く取り上げる農業の6次産業化で成功している農業家は、5年・10年単位で見た場合ほんの一握りだ。農協組織に弾圧をかけ潰したことによりTPPに反対するものがいなくなり締結は時間の問題となっている。

日本の農業がTPPで改革されるなど幻想に過ぎない。