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3月11日開かれた原発再稼働差し止めを求める仮処分の審尋で、関電側は審理を担当する福井地裁の樋口英明裁判長ら3人の裁判官に対して忌避を申し立てた。

住民側弁護団は「長い原発訴訟の歴史で、電力会社による忌避は前代未聞。明らかな審理の引き延ばしだ」と関電の対応を批判した。
忌避は、裁判官と当事者が内縁関係など裁判の公正を妨げる事情があるときに、当事者が裁判官の変更を求める手続き。申し立てから3日以内に理由書を提出する必要があり、裁判官は忌避申し立ての審理中は、訴訟行為はできない。

申し立ては別の裁判官が判断し、忌避が認められた場合は、別の裁判官が審理を担当する。一方、当該裁判官は、申し立ての目的が遅延行為だとみなした場合、自ら却下することができ、仮処分のように緊急性が必要と判断すれば訴訟を進めることができる。
以上、

裁判内容は別にして、関西電力は心象を悪くするだけだろうが、勝算あってこうした忌避を行ったのだろう。司法当局への手回し・根回しは既に終わっているものと見られる。

よくあるのが、裁判所の上層部に対して、ほとんどの裁判官が退任後弁護士になることから、顧問弁護士でも・・・。子会社もいっぱいあり、調べてもわからない。へたすりゃ協力会社の顧問かもしれない・・・。裁判官も人の子、わかりの早い裁判官がいっぱいいる。