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長崎大学の歯学部で、昨年9月に行われた学生が患者に対する臨床実習を行う前に受ける全国共通の試験について、出題される課題を大学病院の研修医が事前に学生に漏らしていたことが分かり、大学は試験をやり直すとともに、研修医3人を戒告の懲戒処分にした。
全国の大学の歯学部では、患者を対象にした臨床実習を控える学生に対して、十分な能力を備えているか、模擬患者を相手に実技を行って調べる「」と呼ばれる全国共通の試験に合格することが必要になっている。

歯学部で昨年9月に5年生を対象に行われた試験で、試験前日の手順確認で模擬患者役を務めるなどした長崎大学病院の歯科の研修医3人が、本番の試験で出される課題を後輩の学生3人に漏らしたという。
課題はLINEなどを通じて、受験予定の学生49人全員に伝えられたという。

長崎大学では、試験を昨年11月にやり直し、
問題を漏らした研修医3人を戒告の懲戒処分に、
中山浩次歯学部長を訓告などの処分にした。
また、課題を聞き出した学生3人には、再試験の受験を認めず、留年にしたという。
以上、

春休みに入る今頃発表するとはさすが長崎大だ。