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出光石油、九州電力、東京ガスは、3社共同での石炭火力発電所開発に向けた検討を進めることに合意した。このため、本年5月を目途に、特別目的会社(SPC)を設立する予定。

3社は、電力小売の全面自由化を踏まえ、それぞれの持つバリューチェーンなどの強みを生かし、より安全、安定的、安価な電力供給を実現することで、エネルギー企業として社会的要望やご期待に応え、また、環境対策にも最善を尽くし、地元地域経済に貢献するとしている。

【設立会社の概要】
1.会社名:(仮称)株式会社千葉袖ケ浦パワー
2.本店所在地:千葉県袖ケ浦市
3.設立日:2015年5月予定
4.役員:三社から取締役派遣
5.設立時資本:9.96億円(資本金4.98億円、資本準備金4.98億円)
6.出資比率:三社均等

【発電所の計画概要】
1.予定地:千葉県袖ケ浦市中袖3番地1
2.発電方式:超々臨界圧方式
3.発電規模:最大200万kW(100万kW×2基)
4.燃料:石炭(バイオマス混焼なども検討)
5.運転開始:2020年代中頃(予定)
開発地には、東京ガス袖ケ浦工場と出光バルクターミナルがある。