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日本総合ビジネス保証(株)(東京都中央区新川1-20-4、代表:小嶋晋平)は3月25日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には竹村葉子弁護士(電話03-3356-5251)が選任されている。債権者からの破産申し立てによるもの。

負債額は約25億円。

同社が経営する「やまとの湯」は、平成22年10月1日、633億円の負債を抱え経営破たんした大和システム(株)のスポンサーとなった(株)八丁堀投資(旧:(株)スピードパートナーズ)が、大和システム関連会社の(株)大和の湯のスーパー銭湯18店舗を引き継ぐために新設した同社が経営に当たっていた。

しかし、八丁堀投資グループは、トラブルメーカーだったことから、債権者から同社所有資産への差押えもあり、また、平成26年4月10日、八丁堀投資とグループ会社の(株)八丁堀住宅(旧(株)らいずほーむ)が、債権者より破産を申し立てられ、東京地方裁判所において同年5月13日に開始決定を受け完全倒産、同社の成り行きが注目されていた。

営業中の「やまとの湯」は不動産所有者がいる湯は、FC契約が解除され、所有者により運営が続けられるか廃業となる。直営店については、破産管財人がほかのスーパー銭湯事業者に売却される可能性もある。すでに閉鎖された「やまとの湯」も多い。

やまとの湯