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LINEが、東証に株式の新規上場手続きを再申請した。
昨秋に上場手続きの一時凍結を表明していたが、早ければ2015年内の上場を目指して再び準備を進める。
東証への上場を最優先にしながら、米国での上場も引き続き模索する方針。
時価総額は1兆円を超えるとされ、上場が実現すれば今年の新規株式公開(IPO)では日本郵政に次ぐ規模になる見通し。

LINEの2014年12月期の連結売上高は、前期比2.1倍の863億円。ゲームの課金やチャットで使うイラスト「スタンプ」の販売が伸びた。損益は公開していないが、親会社で韓国の検索サイト最大手のネイバーによると、LINE事業は営業損益が黒字に転換した。

LINE事業の売上高の内訳は
ゲームが60%、
スタンプが15%、
広告などが25%
となった。

対話アプリの利用実態を示す月間アクティブユーザー数は1月29日時点で1億8100万人、2014年9月末に比べて1100万人増えていた。
このうち、日本が9200万人、タイ、台湾の3ヶ国が占める。

親会社の韓国「ネイバー」の2014年12月期の連結決算は、売上高が前期比22%増の約2900億円、営業利益が50%増の798億円だった。
売上高に占める海外比率は10~12月期で33%となり、前年同期比7ポイント上昇していた。