sponsored

トヨタはこれまで5年間凍結してきた新規工場建設について3日までに、中国とメキシコで建設を検討している新工場計画の詳細を固めたとロイターが報道している。

中国工場は、広州市内に2018年に建設、年間生産能力は最大10万台。
メキシコ工場は、中部のグアナファト州に最大で年間20万台を生産する工場を2019年に建設する予定で、投資額は合わせて約1500億円になる見通し。

中国工場では小型車「ヤリス(日本名ヴィッツ)」、メキシコ工場では北米向けの「カローラ」の新型車を生産する。新工場計画は月内にも発表する。

中国工場では小型車「ヤリス(日本名ヴィッツ)」、メキシコ工場では北米向けの「カローラ」の新型車を生産する。新工場計画は月内にも発表する。

トヨタは、2008年のリーマン・ショック後に巨額赤字を招いた理由が工場の新増設による規模の急拡大にあったとして、2013年度から原則3年間は新工場の建設を凍結し、既存工場の生産技術向上と品質改善を優先的に進めてきた。

海外市場で激化する独フォルクスワーゲン(VW)などと競争するため、新たな生産拠点として中国とメキシコでの新工場建設も準備してきた。
低コストで生産性の高い工場の建設や稼働が可能になったと判断、5年ぶりの工場新設に踏み切る。
両工場とも生産設備の小型化などにより初期投資を08年比で約4割削減する。

世界販売2位のVWは、特に中国での生産能力を増強するなどして首位のトヨタを追い上げており、トヨタも堅調な需要が見込まれる中国での現地生産を拡大する。メキシコでは、今夏からマツダの現地工場(グアナファト州)で。トヨタブランドの北米向け小型車を生産するが、トヨタとしては初の乗用車組み立て工場となる。労働コストが低い同国で低価格の乗用車を生産し、FTA締結の米国に輸出する。
以上、ロイター

トヨタ退けて何が何でも世界一を目指す韓国現代は、中国に2018年までに30万台工場を2ヶ所建設すると発表している。