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武田薬品は3日、糖尿病治療薬「リオベル配合錠LD」の錠剤に誤って異なる薬の識別番号を刻印していたとして、自主回収すると発表した。
回収対象は約3万6千箱。うち約4500箱が市場に出回っており、残りは同社で保管しているという。医療機関専用で、ドラッグストアなどでは取り扱っていない。

誤って刻印されたのは、成分が若干異なる類似薬「リオベル配合錠HD」の識別番号。大阪工場(大阪市)でLDの錠剤に識別番号を刻印する際、誤ってHDの番号を印字する装置を取り付けた。

 同社は、回収対象の製品をHDとして服用した場合「有効性に問題が生じる可能性が否定できない」と説明している。
現時点で健康被害の報告はないという。
 以上、報道