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本日(22日)の日経平均株価は、3月決算の企業業績回復と3月の貿易収支が33ヶ月ぶりに黒字に転換したことから全面高となり、224円81銭高の20,133円90銭と終値でも2万円台をクリアーした。

日経平均の2万円台回復はITバブル期の2000年4月14日以来、約15年ぶりとなる。
アベノミクスにより失われた20年がやっと取り戻されようとしている。

残るは肝心要の消費者の景気回復だけとなった。

それも大企業中心に4月から賃金が上がる。秋には公務員も人事院勧告により賃金が昨年に続きあがる。最低時給は夏場から見直されてくる。高齢者のリタイア増、少子化の進行で、すでに大都市での労働需給が逼迫しており、時給も上昇している。
消費関連内需も昨年4月増税での大幅減少の反動から4月からは本格的に上昇してくる。

消費関連株もインバウンド効果に関係なく今後見直されてくることになろう。
なお、22日の対ドル円は119.55円、対ユーロ円は128.31円と前日に比べ円安に振れている。